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捨てたゴミがカラスに荒らされないようにするために押さえておくべきポイント

ゴミ捨て場

ゴミを捨てると収集車がくる前にカラスが寄ってきて、ゴミ捨て場を荒らされてしまう被害は後を絶ちません。カラスは非常に賢いので、缶やペットボトルのゴミには見向きもしないのに、生ゴミの袋だけを狙ってくるようなこともあります。群れで行動してよりよいゴミ捨て場を探しているようで、姿を消したと思ったら少し油断するとまた戻ってくることも珍しくありません。特に繁殖期にあたる春から夏頃にかけては子どもを育てるために食欲が旺盛になり、多くのゴミをあさるようになるので注意が必要です。

カラスにゴミを荒らされないためには、とにかくゴミに触れる隙を作らないことが大切です。カラスはくちばしなどを使ってゴミ袋を引っ張ってやぶり、中から出てきたゴミをまき散らして食べられるものを探します。このため、フタが閉められるタイプのゴミ捨て用のカゴがあれば一番でしょう。ネットをかぶせる場合は、しっかりと上にかぶせることが大事です。端の方にゴミ袋があると、引きずりだしてしまう恐れがありますので注意が必要です。こういった専用のゴミ捨てカゴやネットなどは自治体や自治会などで提供して貰えることもあるため、問い合わせてみるとよいでしょう。

また、生ゴミの捨て方にもポイントがあります。小さな袋にいれてしっかりと口をしばって、大きな袋の中心の方にまとめていれることで、カラスから見えづらくなる他、狙われてしまってもなかなかゴミが外に出ないので、被害を小さくできる可能性が高くなります。新聞紙などにくるんで捨てるのも効果的です。カラスはとにかく目が良く、生ゴミを的確に見分けて行動するため、そういった対策でも効果が出るのです。市などが指定している専用のゴミ袋がない場合、やぶれにくい頑丈なものを利用するのもおススメです。