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障害者や高齢者に対するゴミ収集支援について

ゴミ収集支援

各市町村では、お年寄りや障害者など、ゴミ捨て場までゴミを運ぶことができない人のために、職員が玄関先までゴミ収集を行うサービスがあります。

指定の日にゴミ出しがされていない場合は、安否確認をするなど見守りも兼ねているのです。ただし、このサービスを利用するには条件があります。

例えば、兵庫県神戸市の場合は65歳以上の要介護認定1以上、障害のある人はひとり暮らしの障害支援区分1以上などです。これらの要件は市町村によって異なるため、お住まいの自治体のホームページを確認してください。

収集可能なゴミは、各市町村によって異なります。大阪府大阪市の場合、普通ゴミや資源ゴミ、容器包装プラスチック、古紙、衣類のほか粗大ゴミの持ち出しもしています。また、収集の際には一声かけて持っていく、ゴミの分別が不十分な場合は指導を行うなどの取り組みも行っています。

利用料はほとんどの自治体が無料です。ただし、粗大ゴミなどの大型家具は別途料金がかかります。

こうした取り組みは全国で広がっており、自治体の広報誌やホームページでも周知されています。

申請は、本人のほか家族や民生委員の人などが各自治体の清掃事務所や地域包括支援センターなどの窓口に連絡します。連絡後は面談などを通して、ゴミ出しの可否を確認するのです。収集日は週1回のところもあれば、週2回のところもありさまざまです。収集は市が行っているところもあれば、委託業者が行っているところもあります。茨城県牛久市では、シルバー人材センターに登録している職員が行っており、高齢者が働ける環境づくりも同時に考えられているのです。こうした取り組みは、動くことができる高齢者にとっても生きがいとなり、お互いにプラスの相乗効果を生んでいます。